高層オフィスビル壁面が巨大スクリーンに、アニメ映画で観光促進
東京建物などが中野エリアで
東京建物と東京都中野区は8月22―24日、同社が再開発に携わった中野四季の森公園(東京都中野区)で、オフィスビルの壁面を巨大なスクリーンに見立ててアニメーション映画を投影する「中野チルナイトピクニック」を開く。「都心で多くの人が一緒にくつろぐ」という新しい価値観を提案。アニメを通した観光の促進や、中野エリアのブランド価値向上につなげる。 中野四季の森公園に隣接し、同社が管理する地下2階・地上10階建てオフィスビル「中野セントラルパークイースト」壁面を活用。東映および東映アニメーションが製作したアニメーション映画を投影する。 併せてキッチンカーの出店や子ども向けワークショップの開催、DJパフォーマンスなども予定している。緑に囲まれた空間で特別な体験を提供することによって回遊を生み出し、ナイトタイムエコノミー(夜間に行われる経済活動)の活性化につなげる。 上映する作品は22日が20年公開の『魔女見習いをさがして』、23日が1969年公開の『太陽の王子ホルスの大冒険』、24日が69年公開の『長靴をはいた猫』。