センバツ 主将「宮商らしく戦う」 期待を背にナイン出発 /宮崎
19日開幕の第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する宮崎商の出発式が13日、宮崎市の宮崎空港であった。選手ら先発の35人が多くの人の期待を背に関西に飛んだ。 20日の天理(奈良)との初戦までに6回練習試合をするためこの日の出発となった。今回、コロナ対策で開幕前の甲子園練習はない。 式では毎日新聞の梅山崇宮崎支局長が「開催を待ち望んだ多くの人に全力プレーを見せて」と激励。中村碧人主将が「宮商らしく戦う。応援よろしくお願いします」と述べた。 前日にクラスでもらった折り鶴のお守りをリュックに下げた練習補助員の木村隼さん(2年)は「クラスの思いを背負って行くことを忘れないように付けた。食事や洗濯など選手の生活全般をサポートしたい」と話した。【塩月由香】