GW高速渋滞 関越下りと神戸淡路鳴門道上りで最大50キロ予測
高速道の渋滞は5月3日から5日まで多発――。高速道各社(中日本高速道路など)がまとめたゴールデンウイーク中(4月27日から5月6日)の渋滞予測は下りが5月3日、上りは4~5日に多発する見込み。対策として渋滞ピークを避けての早めか遅い出発を呼びかけています。 【動画】年末年始や大型連休…高速道路の渋滞はなぜ起こる?
3~5日に多発予想
予測による「特に長い渋滞」は3日の関越道下り花園IC付近(最大50キロ)、中央道下り相模湖IC付近(最大45キロ)と、5日の関越道上り高坂SA付近(最大45キロ)、神戸淡路鳴門道上り舞子トンネル出口付近(最大50キロ)など、渋滞の長さは30~50キロメートルに及ぶと見られます。4月30日にも東名上り大和トンネル付近で30キロメートル以上の渋滞が予測されています。 10キロ以上の渋滞は下り線では182回、上り線では219回の計401回の発生が予想され、昨年実績の計355回を上回っています。高速道路各社は、それぞれピークの前か後ろの5月1、2日(上り線)か6日、7日(下り線)の利用を促しています。 各地の渋滞予測地点の詳細と対策を見ると――。
(1)4月30日・東名大和トンネル付近を先頭に最大35キロメートルの渋滞 御殿場IC→横浜町田IC間の渋滞のピークは午後6時~7時で、渋滞がない普段の約2倍の1時間45分かかる見込み。 <対策>御殿場ICを午後2時より前か、午後11時以降に通過すると所用時間の予測は約45分。トンネル手前の坂道での速度低下による渋滞発生に注意。
(2)5月3日・関越道下り花園IC付近を先頭に最大50キロメートルの渋滞 大泉JCT→花園IC間の渋滞ピークは午前9時~10時で、普段の約3倍の1時間45分かかる見込み。 <対策>大泉JCTを午前5時以前か午後4時以降に通過すると所要時間予測は約35分。
(3)5月3日・中央道下り相模湖IC付近を先頭に最大45キロメートルの渋滞 高井戸IC→相模湖IC間の渋滞ピークは午前5時~9時で、普段の約4倍の2時間15分かかる見込み。 <対策>高井戸ICを午前4時以前か午後6時以降に通過すると所用時間は約35分と予測。