南アジア版「きのこたけのこ論争」? まぜご飯「ビリヤ二」に「芋いる・いらない」論争があることが話題に
インド、パキスタン、バングラデシュなど南アジアの人々の間で広く愛される混ぜご飯料理「ビリヤ二」。 【写真】こちらは市販のビリヤ二 近年は日本でもコンビニで発売されるなど認知度が高まってきたが、今SNS上ではそんなビリヤ二に関する論争の存在が大きな注目を集めている。 「南アジアには日本で言うきのこたけのこ戦争のようなビリヤニに芋いるかいらないか論争が存在するのです。わたしは芋いる党(過激派)です。」と件の論争について紹介したのはバングラデシュ在住の翻訳家、Noskaさん(@arvisnoskario01)。 日本では芋煮の出汁や具材に関する論争や、酢豚にパイナップルを入れる入れない論争があるが、まさか南アジアの人々の間でも同じような論争が存在するとは…。 Noskaさんにお話を聞いた。 ーージャガイモ入りビリヤニの魅力を。 Noska:芋入りビリヤニは米と肉の層の間でじゃがいもを蒸すため、肉と味が染みてホクホクな食感の中にお肉の出汁を感じられるのが最大の魅力と感じています。 ーーいらない派の方たちはなぜ芋不要だと感じるんでしょうか。 Noska:炭水化物×炭水化物が無理、ご飯と肉だけでビリヤニは完成しているなどの意見をきいたことがあります。 ーー投稿への反響について。 Noska:まさかビリヤニのじゃがいもの有無でバズるとは思っていませんでした…。意見としても結構な数の芋煮論争では?と言うリプライが来ていたので確かに、きのこたけのこ戦争よりはそちらの方がしっくりくるな…とも感じました。 ◇ ◇ SNSユーザー達から 「カレーにジャガイモいれるか論争も日本にはありますね…私は入れる派です。むしろないならカレー作らないくらいの。」 「あの芋ってねっとりして甘くて好きです。焼き芋食べたくなったらビリヤニ食べてました笑」 「芋入ってるのって、ベンガル地方のビリヤニじゃないですか?確かコルカタで食べたのに入ってて、驚いたような気がします。ちなみに自分はイモなし派で デリー、ムンバイでは入ってませんね。」 など数々の驚きの声、共感の声が寄せられた今回の投稿。ご興味ある方はぜひ芋入り、芋無しのビリヤ二を食べ比べていただきたい。 Noskaさん関連情報 Xアカウント:https://x.com/arvisnoskario01 (まいどなニュース特約・中将 タカノリ)
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