ASUS、QD-OLED採用の32インチ4K HDRゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG32UCDM」
ASUS JAPANは、同社ゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)より、32インチ有機ELゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG32UCDM」を8月23日に発売。8月16日から予約受付を開始する。価格はオープンだが、市場では税込196,920円前後での実売が予想される。 【画像】底面にROGロゴを投射する「ROGプロジェクション ライティング機能」搭載 ROG Swift OLED PG32UCDMは、最大リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03ms、4K(3,840×2,160)解像度およびHDR表示に対応する有機ELゲーミングモニター。 有機ELパネルは第3世代「QD-OLEDテクノロジー」を搭載しており、独自のサブピクセルレイアウトを活用して、より鮮明で詳細なビジュアルおよびテキストを提供するという。コントラスト比は1,500,000:1を実現し、深い黒の色合いと鮮やかな色を描写するとした。 色域はDCI-P3を99%カバーするほか、10-bitフルカラーに対応。Display HDR 400認証を取得し、色差をDelta E<2に抑制することで、驚異的なHDR性能を実現したとする。パネル表面は反射防止の仕様を施した。 0.03msの応答速度、さらに最大240Hzのリフレッシュレートによってモーションブラーを排除することで、ペースの速いゲームでもスムーズで低遅延のゲームプレイを楽しめるとアピールした。画面のチラつき/カクつきや残像感を抑える「Extreme Low Motion Blur(ELMB)」技術も搭載している。 独自の有機EL保護機能も搭載。ファンレスのカスタムヒートシンクによる冷却設計や、モニターの背面カバーに上部通気口が備えるなど、高効率なエアフロー設計によって通気性を最適化。さらに、高い熱伝導率を備え、放熱にも効果的なグラフェンフィルムを本体背面に配置している。これらによって適切な熱管理をおこない、焼き付きのリスクを軽減。ほか、輝度レベルを一定に保つオプション設定や、定期的なピクセルクリーニングのリマインドなど、スクリーンの保護機能も多数備える。 主な入出力端子として、DisplayPort 1.4 DSC×1、HDMI 2.1×2、USB Type-C(DP Alt Mode/90W電源供給)×1、ステレオミニ×1を装備。スタンドを含む外形寸法は718W×579H×274Dmm、質量は8.8kg。本体にはUSBケーブルやHDMIケーブル、壁掛け用マウントキットなどが付属する。 Source: ASUS
編集部:松原ひな子