児童虐待防止月間 大阪・吉村知事「『虐待かも?』と思ったら児童相談所虐待対応ダイヤルに連絡を」
大阪府の吉村洋文知事は1日午後、大阪府庁で定例記者会見を行い、今月の児童虐待防止推進月間に合わせ「児童虐待防止・オレンジリボンキャンペーン」を実施すると発表した。 【動画】大阪府の吉村洋文知事が定例会見(2023年11月1日)
同キャンペーンの取り組みとして、ガンバ大阪などの協力でオレンジリボンをシンボルとする「児童虐待防止」と、パープルリボンをシンボルとする「女性に対する暴力をなくす運動」を同時に行う「ダブルリボンキャンペーン」の広報啓発活動を展開する。 1日夜には、児童虐待防止への思いを込め、児童虐待防止のシンボルカラーであるオレンジ色のライトアップを天保山大観覧車(大阪市港区)や岸和田城(大阪府岸和田市)などで行った。 また、キリンビバレッジの協力で、万博記念公園(大阪府吹田市)に設置されているキリンビバレッジの自動販売機の広告窓へ広報啓発パネルを設置する。
吉村知事は「児童虐待かもと思ったら、189(いちはやく)児童相談所虐待対応ダイヤルにためらわずにご連絡をいただければと思います。虐待のおそれがある相談が増えたとしても早く対応することが我々は重要だと思っていますので、そういった意味では虐待かもと思えばご連絡をいただけたらと思います」と話していた。