日向・塩見小原でヒメボタルが見頃 星のようにきらめき、夏を知らせる
日向市塩見小原(こばる)の杉林で現在、ヒメボタルの乱舞が見頃を迎えている。(日向経済新聞) 【写真】奥野河川プール付近ではゲンジボタルも 奥野河川プール付近の杉林一帯では、広範囲にヒメボタルの乱舞が見られる。観察したこの日は、昼過ぎまで雨が降っていた。夕方ごろに雨がやみ、20時を回ると、ひんやりと冷たい風が吹いていたが、星のようにきらめくヒメボタルの様子が見られた。 日本固有種のヒメボタルはゲンジボタルやヘイケボタルよりもサイズが小さく、雄が杉林の中で光を点滅させながら舞う。同エリアでは、数が少ないもののゲンジボタルやヘイケボタルも見られる場所としても知られている。 地元民は「街灯や車のライトなど強い光は繁殖行動の妨げとなる。ホタルを観察する時は、音などにも配慮して観察するようお願いしたい」と呼びかける。
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