ヤクルトD4位・田中陽翔、宮本慎也氏から贈られたグラブを手に入寮「ワクワクしている」
ヤクルトのドラフト4位・田中陽翔内野手(18)=群馬・健大高崎=が6日、埼玉・戸田市内の選手寮に入寮。ロッテ、ヤクルトで通算79試合に登板した田中充(たかし)氏(49)を父に持つ大型内野手は、「実感がわいてきたというか、ワクワクしている気持ち」と希望に満ちた表情で話した。 【写真】ラミレス氏とセレモニアルピッチに臨む宮本慎也氏 新生活の相棒として持ち込んだのは、ヤクルトで活躍し、遊撃、三塁でゴールデングラブ賞に計10度輝いた宮本慎也氏(54)からプレゼントされたグラブだ。宮本氏とは東練馬リトルシニア時代にコーチと教え子という間柄だった。「球道即人道」との文字が刻まれたグラブを手に、「(宮本さんから教わった)あいさつをしっかりするというのを一番大事にしている」と表情を引き締めた。 プロでの目標は「20年間、野球をやり続ける」と思い描き、ゴールデングラブ賞も取りたいタイトルの一つ。宮本氏の守備の動画を見て勉強することもあるといい「堅実な守備をやっていけたら」と力を込めた。