この力は飛ばしの源⁉ ドライビングディスタンス300Yを誇る男子プロの握力を徹底調査 !
国内男子ツアーで平均飛距離300Yオーバーの飛ばし屋たち。「週刊ゴルフダイジェスト」の2024年9月10日号では彼らの飛ばしの秘密を探るべく、横浜ミナトChampionshipの練習日に実施した、握力測定の結果を掲載。果たして握力と飛距離の関係はいかに!? 「みんなのゴルフダイジェスト」ではその一部を抜粋してお届けする。
《左手:72㎏》今回の“握力キング”は岩﨑 ! リンゴも潰せるパワー
昨年の日本オープン覇者/岩﨑亜久竜(26) ドライビングディスタンス:300.83Y(9位) 今回計測した選手で握力が一番強かったのが岩﨑。70㎏を超えるとリンゴを潰せると言われている。「こんなに握力があるとは思っていませんでした。昨年海外に行って必要だと思ったので、オフに結構体を鍛えたんです。その成果が出たんだと思います。でも、意識して握力を鍛えているわけではないですよ(笑)」
海外経験豊富なこの二人
《左手:55.9㎏》欧州ツアーに参戦中/桂川有人(25) ドライビングディスタンス:300.66Y(11位) 計測前は「僕、力がないので……自信ないな~」と穏やかな笑顔で計測を躊躇していたが、実際に測ってみると目いっぱい力を入れて55㎏超えの好成績を記録。昨年の米下部ツアー参戦を経て、フィジカルを見直したといい、昨年から10Y平均飛距離が伸びている。
《右手:50.6㎏》20年にコーンフェリーツアー参戦/小斉平優和(26) ドライビングディスタンス:300.72Y(10位) 海外ツアーにも積極的に挑戦し、20年はQTを経て米下部ツアーに参戦。180㎝の恵まれた体格だが、握力は今回計測した選手のなかでは意外にも弱め。「僕、こう見えてあまり力があるタイプではないので……。これでもできすぎなくらいです(笑)」
握力がなくても飛ばしている選手も !
《右手:46.8㎏》今年5月にキャディと結婚/池村寛世(28) ドライビングディスタンス:300.11Y(13位) 166㎝と小柄な体格ながら、直ドラの名手としても知られている。さぞやパワーがあるかと思いきや、記録は伸びない。「力じゃなくて、回転で飛ばすので握力は関係ないと思います」と池村。ちなみにキャディで妻でもある琴音さんも「私もやりたい!」と測ったところ31.1㎏。新郎の威厳は保てた⁉