ジョゼップ・グアルディオラ(C)Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのOBロイ・キーン氏は、注目が集まるイングランド代表監督について語っている。 イングランド代表の順位は？FIFAランキング最新版 EURO2024まで8年間指揮したガレス・サウスゲート前監督が退任したイングランド代表。その後は正式な指揮官を指名せず、8月からリー・カーズリー暫定監督に指揮を託している。同指揮官の下ではUEFAネーションズリーグ・リーグBを4試合を戦って3勝（1敗）を挙げているが、複数メディアで様々な指揮官候補が伝えられるなど、今後については不透明な状況が続いている。 そんな中で13日、カーズリー暫定監督は『ITV Sport』で「この仕事（イングランド代表監督）には、タイトル獲得を成し遂げたワールドクラスの指揮官がふさわしい。私はまだ道を歩んでいる状況だ」とコメント。正式な指揮官就任の可能性を遠ざけるような発言を残し、再び新監督に注目が集まることとなっている。 こうした状況を受け、時には辛辣な発言を残すことで知られる“ご意見番”キーン氏が『ITV Sport』で新監督について言及。「サウスゲートの後任を探すのは小さな沼のようだ」としつつ、自身の見解を述べた。 「最も重要なのは適切な人物を招聘すること。（候補と伝えられるトーマス・トゥヘル、グレアム・ポッター、エディ・ハウは）全員チャンスがある。FAは適切な人物を追いかけなければならない。財政的な問題が関係しているかはともかく、リーが辞退し、興味がないのであれば……FAは忙しくなるだろう」 「ペップ（グアルディオラ）を狙え。最高の指揮官を。彼の契約は来年夏に切れるはずだ」 マンチェスター・シティとの現行契約が今季限りとなっているグアルディオラ監督。先日、イタリアのテレビ番組『ケ・テンポ・ケ・ファ』で将来について問われ、「まだ何も決めていない。何が起きるかはわからないよ。まだよく考えて、自分がどうしたいのか決める必要がある」と答えていた。イギリス複数メディアでは、イングランド代表にとって「グアルディオラ監督の招聘は夢」と伝えられているが、今後の動向に注目だ。