『ワキ臭』は20代、『ミドル脂臭』は40代がピーク...きょうからできる“体臭対策” 「私、臭くない?」自分のニオイを知る方法もチェック!
加齢臭にはカシスも効果的? 種類別ニオイ対策
ニオイの種類によって対応も変わってきます。それぞれのニオイ対策についてです。まずは、比較的若い方に多い「ワキ臭」。これには、デオドラント剤が効果的だということです。さまざまな商品がありますが、臭気判定士の原さんは、ニオイに特化するのであれば、塗布量が多い直接塗り込むタイプがオススメとしています。清涼感がほしいときや背中全体に塗布したい場合はスプレータイプがよいということです。なお、これまでのデオドラント剤は、汗が出てくる穴に“蓋をする”タイプのものが多かったようですが、現在は汗の出る量を一時的に抑えるような商品も出てきているということです。 次に、「ミドル脂臭」には頭皮の皮脂をケアするシャンプーが効果的だということです。頭頂部・後頭部・首を丁寧にしっかりと、指の腹でマッサージするように洗っていきましょう。髪を濡らしてからシャンプーで洗ってすすぐまで3分間ぐらいかけ、できれば2度洗いすると、より効果的だということです。 そして「加齢臭」は、ボディーシャンプーで胸や背中の皮脂汚れをしっかりと落としていくことが大切だということです。
体のニオイを研究している東海大学の関根嘉香教授によりますと、ワキ臭やミドル脂臭に関しては、運動・お風呂・サウナで普段から汗をよくかいておくと、汗腺が広がり汗がサラサラになるということです。 加齢臭に関しては、カシスが効果的だとしています。抗酸化力が強く、フレッシュの実を1日に5~6粒、1週間ほど食べると効果が期待できるということです。ブルーベリーでも同じような効果が期待できるということです。 また、関根教授によりますと、女性は、男性にはない物質『ラクトン』を体から出しています。甘い香りで通称“モテ臭”と呼ばれています。ただ、このラクトンは30代から減少して35歳ぐらいでなくなり、女性も加齢臭が目立つようになってきます。豆乳などに含まれるイソフラボンを摂取することでラクトンの減少を緩やかにできるということです。