テレビなどで社長が年収ではなく「年商」と紹介される理由とは?
社長の実際の平均年収は?
とはいえ、社長の年収は誰しも気になるものです。表1は、人事院の発表した令和5年民間企業における役員報酬(給与)調査から、会社の規模別に社長の年収を抜き出したものです。
※人事院「民間企業における役員報酬(給与)調査」を基に筆者作成 規模の大きな企業の社長年収とはいえ、国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査では給与所得者の平均給与は458万円であることからも、社長の給与が桁違いであることがよく分かります。
社長を年商で紹介するのはインパクトなどのためと考えられる
年商とは、会社の1年間の売上高のことです。テレビで「年商〇〇億の企業の社長」などと紹介されることはありますが、「年収〇〇の社長」と紹介されることはあまりありません。 その理由は、インパクトを大きくするため、企業規模を示すため、などといった理由が考えられます。実際の社長の年収は全規模平均でおよそ5200万円でした。それでも、十分インパクトを感じられる数字となっています。 出典 人事院 令和5年度民間企業における役員報酬(給与)調査 国税庁 令和4年分年分民間給与実態統計調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部