逆襲誓う中日選手、小児病棟をお見舞い 「早く治ってドームへ来て」
プロ野球・中日ドラゴンズの選手たちが9日、名古屋市中村区の日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院(中村日赤)を訪れ、入院患者たちと交流した。 【写真】入院している子どもにプレゼントを手渡した中日ドラゴンズの大島洋平外野手(左)=2024年12月9日、名古屋市中村区の日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院、辻健治撮影 オフシーズンの恒例となっている慰問には、大島洋平外野手や祖父江大輔投手、細川成也外野手、村松開人内野手、石川昂弥内野手が参加した。 チームは今季、球団史上初の3年連続リーグ最下位に終わった。トークショーでは「来季はどのような戦い方をしたいか」との質問に対し、大島選手は「若手、中堅、ベテランとみんなで一丸となって勝ちに向かっていけたらいい」。今季全試合に出場し、セ・リーグのベストナインに初選出された細川選手が「もっと得点圏の場面で勝負強くなって、ピッチャーを援護できるようになりたい」と答えると拍手が起こった。 選手たちはその後、院内の小児医療センターへ。子どもたちにサインボールやドアラのグッズなどを贈った。初めて参加した村松選手は「元気をもらえたし、これから本当に頑張ろうと思えた。少しでも早く治って、ドームに試合を見に来てもらいたい」と話した。(辻健治)
朝日新聞社