防災用品に仲間入り!堅過ぎるクッキー「くろがね堅パン」のやさしい甘さに夢中です【本日のお気に入り】
昔ながらの製法を守るおいしさの秘密
なぜ、ここまで堅いの? 気になり調べてみると、「くろがね」とは「鉄」を意味する言葉。名前に“鉄”がつく『くろがね堅パン』は、大正時代に官営八幡製鐵所(現在の日本製鉄株式会社九州製鉄所八幡地区)が、従業員の栄養補給にとつくったそうです。 保存技術が今ほど発達していなかった当時、大量につくって長く日持ちさせるため、含有水分量をかなり少なくしたのだとか。そして今も、当時のレシピを守り、そのままの堅さと甘さでつくっているといいます。 あの堅さは日持ちのためだったのね、と納得。 それならと、日頃のおやつや朝食用と万が一の備えを兼ねた、ローリングストック食材に仲間入りさせました。備蓄食材はなるべく食べ慣れておきたいですし、家族みんなが気に入ったもののほうが災害時にも安心して食べられそうです。 ちなみにオフィシャルホームページによると、専用の缶に入った5年間保存がきくタイプもありました。また、イチゴ、ココア、ほうれん草と、味のバリエーションもあるそうです。いつか機会があったら、手に入れて防災用品に加えたい! 異常なまでの堅さとやさしい甘さのギャップにハマる「くろがね堅パン」。楽天などオンラインサイトでも手に入るようです。よければ一度、食べてみてください。
ニイミユカ
朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。目標は「走れるおばあちゃん」。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。インスタグラムyuknote
ニイミユカ