新NISAの旧制度との違いを徹底解説!積立投資「月3万円・30年間」の場合の試算もチェック
【シミュレーション】新NISAで積立投資「月3万円・30年間」でいくら増える?
新NISAに興味はあるものの、どれくらいメリットがあるのか、いまいちイメージがつかないという方もいるかもしれません。 ここで、新NISA制度を利用して、毎月3万円を年率3%で30年間積み立てた場合をシミュレーションしてみましょう。 シミュレーション結果は以下のとおりです。 ●元本・運用収益:総額 ・開始:0円 ・2年目:72万円・2万1085円:74万1085円 ・4年目:144万円・8万7936円:152万7936円 ・6年目:216万円・20万3382円:236万3382円 ・8年目:288万円・37万422円:325万422円 ・10年目:360万円・59万2243円:419万2243円 ・12年目:432万円・87万2228円:519万2228円 ・14年目:504万円・121万3969円:625万3969円 ・16年目:576万円・162万1280円:738万1280円 ・18年目:648万円・209万8210円:857万8210円 ・20年目:720万円・264万9060円:984万9060円 ・22年目:792万円・327万8393円:1119万8393円 ・24年目:864万円・399万1058円:1263万1058円 ・26年目:936万円・479万2199円:1415万2199円 ・28年目:1008万円・568万7281円:1576万7281円 ・30年目:1080万円・668万2107円:1748万2107円 20年間積み立てると、総額984万9060円(元本720万円・利益264万9060円)になることがわかります。 もし運用期間を30年用意できれば、総額は1748万2107円(元本1080万円・利益668万2107円)になります。 通常、運用の利益には約20%の税金がかかりますが、NISA制度を利用することでこの税金が非課税となり、利益を全額受け取ることができます。 例えば、20年間で得た利益264万円に対して約52万円の税金がかかるところ、NISAを利用すればこの税金が免除されます。 新NISA制度は、長期的な積立投資を支援するための優れた制度です。非課税のメリットを活かし、計画的に資産運用を行うことで、将来の資産形成に大きく貢献できます。 ●NISAにもリスクはある 新NISA制度には多くのメリットがありますが、リスクがないわけではありません。 資産運用には常にリスクが伴いますし、運用成績は事前に確定できません。 シミュレーションはあくまで目安として、月々の積立額や目標金額をしっかり考えておきましょう。