“金”じゃなく「銀のしゃちほこ」の危機 いぶし銀の輝き復活のため瓦の街が挑戦始めたクラファン 愛知
クラウドファンディングに託す鬼師の未来
さらに、今回のクラウドファンディングには山本さんの“ある想い”も込められています。 「後継者不足で鬼師の数が減ってきています。今は全国に70人くらい鬼師がいるが、平均年齢も52~53歳くらいなので、20年後には下手したら10人とかになっているかもしれない」(山本さん) 全体的に瓦の需要が減ってきているというのも一つの問題ですが、もともと鬼師はテレビやイベント事に出ることを好まない人が多く、鬼瓦をはじめとした瓦の魅力を発信できなかったことも後継者不足の原因と考えている山本さん。 「このクラウドファンディングで瓦製巨大シャチのことをたくさんの人に知ってもらって、少しでも鬼師という仕事に興味を持っていただけたらいいなと思います」(山本さん) クラウドファンディングは1月31日まで https://www.furusato-tax.jp/gcf/3645 (メ~テレ 杉野公祐)