【佐賀県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 「むつかけ」 世界でも有明海だけの不思議な伝統漁
この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。 【画像】今年で10回目を迎える武雄のあかりめぐり。光に包まれた3,000坪の日本庭園「慧洲園」ほか佐賀の絶景10選を写真で見る。 「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。佐賀の夏の絶景・風物詩10選をお楽しみください!
◆むつかけ体験
「むつかけ」とは、干潮時に干潟の上で活動するムツゴロウに針をかけて捕る有明海の伝統漁法。潟スキーを使い、長めの竿で一本釣りするもので、「道の駅 鹿島」にて体験できる。 有明海は干満の差が最大で6メートルにもなり、これは日本一の規模。干潮時には全国の干潟面積の約4割に相当する広大な干潟が現れ、巣穴からムツゴロウが這い出し、飛んだり跳ねたり活動を始めるのだ。 有明海にはムツゴロウのほかにも多種多様な生き物が生息しているので、ここでしか見られない珍しい生き物に出会えることも。 現在むつかけ師は数名しかおらず、この体験ができるのも世界中で道の駅 鹿島のみ。ぜひ魅体験(未体験)を味わって、自然と伝統を感じとってみてほしい。 体験期間:7月~10月 むつかけ体験(むつかけたいけん) 所在地 佐賀県鹿島市大字音成甲4427-6 道の駅 鹿島
◆陶山神社
日本で初めて磁器が誕生した町・有田に鎮座する「陶山神社」。境内では数々の美しい焼き物が見られることから、「有田焼の野外美術館」とも称されている。 境内で特に目を引くのは、白磁製の鳥居に淡いブルーの唐草模様が描かれた「磁器製明神鳥居」。夏の青空を背にそびえる鳥居は美しく、写真映えも抜群だ。そのほか、文化財指定の「磁器製玉垣」や「磁器製狛犬」など珍しい焼き物が揃っており、優美な有田焼の名品を堪能できる。 さらに、神社のすぐそばに線路が敷かれているため、タイミングがあえば鳥居と電車のコラボレーションショットの撮影も可能。また、有田焼で作られた御朱印帳も要チェックだ。 陶山神社(すえやまじんじゃ) 所在地 佐賀県西松浦郡有田町大樽2-5-1