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オーストラリアに住む16歳の少年がSNSに投稿した“悪質なイタズラ”がきっかけで、学校を停学処分される事態に発展した。詳しく説明していこう。 【動画】16歳の少年がSNSに“悪質なイタズラ”

牛乳を橋の上から...悪質なイタズラに「やりすぎだ」と批判の声

オーストラリア・メルボルンに住むヴェロニカ・バージェスさんは先日、彼女が友達4人と川でボートにのってピクニックをしている際に、“悪質なイタズラ”にあったことをTikTokに投稿した。そのイタズラとは、大きな牛乳が入ったパックを持った少年が突然、橋の上からボートに乗る彼女らに向かって牛乳を浴びせるというものだった。 3,260万回以上再生されている動画には、ボートの上でフルーツやクラッカーなどの豪華なプレートをテーブルに広げ、女子会を楽しんでいた女性たちが映し出されている。牛乳をかけられた彼女達は何が起こったのかと混乱している様子。牛乳まみれになりながら、「匂いがついてしまう！」と叫んでいる人も。バージェスさんは動画のキャプションに「私たちの一日を台無しにした子どもを見つけたいわ」と、皮肉たっぷりの笑顔の絵文字を添えた。SNSにこの動画が投稿されると、「誰かの一日を台無しにするなんて、いったいどういうつもりなんだ」「少年を特定して！」など、この少年に大きな批判の声が集まった。 その後、ユーザーたちはこの少年のTikTokアカウントを発見。そこには彼自身がこのイタズラの様子を捉えた動画を投稿していた。動画には、大きな牛乳が入ったパックを持つ少年が橋の上で彼女らが乗ったボートを待ち伏せしている。ボートが橋を潜り抜ける間際で、彼はパックに入った牛乳を思いっきり彼女らに浴びせ、その後すぐにその場を走り去る様子が映し出されている。

「僕の人生を台無しにしないで」と16歳の少年

この動画をきっかけに、少年はすぐに特定され、16歳の地元の学校へ通う高校生ということが判明した。批判を受けて少年はすぐに動画を削除したが、ご存知の通り、一度ネットに載せたものは一生消すことができない。 「学校に連絡するのはやめてください。未成年にこんなことをするなんて信じられない」 「なぜこんなことをするの？ 僕はまだ子どもなのに、僕の人生を台無しにしないで。僕はまだ子どもなのに、僕の人生を台無しにした」と“学校へ連絡する”とコメントした一部のユーザーに対する動画を少年は投稿していたが、この情報はすぐに彼が通う学校の関係者にまで届いた。ビクトリア州警察によると、この16歳の少年は学校から、数週間にわたる停学とその他の措置、賠償、謝罪、カウンセリングをすることを命じられ、警察からは厳重注意を受けたという。

瞬く間に拡散され、ネット上では賛否両論

「自業自得！」「特定されて当たり前！少年はやったことへの重みを学ばなきゃ」この処罰は当たり前のことだとのコメントが見られる一方、「まだ相手は子どもだよ。停学は行き過ぎな気がする..」「やったことは最悪だけども、一度きりの間違え。SNSでここまで特定されて叩かれるのはかわいそうにも思える」など、停学は行き過ぎだと考える意見も寄せられた。