<大麻旗剣道大会>剣士3000人、熱戦幕開け 全国から小中高約470チームが集結 12月8日まで
第46回大麻旗争奪剣道大会(佐賀県剣道連盟・佐賀新聞社主催)が30日、武雄市のケーブルワン・スポーツパークで開幕した。高校生大会を皮切りに、小中高合わせて約470チーム、3千人の剣士が熱戦を繰り広げる。 大会は、剣道を通した青少年の健全育成に尽力し、全日本剣道道場連盟の初代会長を務めた故大麻勇次範士十段(1887~1974年)の遺志を継承して、1979年から開いている。武雄市で同大会が開催されるのは初めて。 開会式で佐賀県剣道連盟の川上春生会長が「国スポでは剣道王国佐賀の名を全国にとどろかせた。一刀両断の思い切った技で勝負し、感動を与える試合を」と選手に期待した。武雄市の北川政次副市長は「全身全霊で悔いのないよう戦い、大会後には温泉で疲れた体を癒やして」と激励した。選手宣誓は敬徳高の白川怜尚選手が務めた。 初日は高校生大会の予選リーグの途中までを行った。12月1日は高校生大会の続き、7日は中学生大会、8日は小学生大会が行われる。(北川尊教)
北川尊教