【プレミア12】大勢がすぐに銀メダル外した真意「欲しかったメダルの色でもない。悔しかった」
侍ジャパンの守護神・大勢投手(25=巨人)が24日に東京ドームで行われた野球の国際大会「プレミア12」の決勝・台湾戦で今大会4度目のリリーフ登板。4点ビハインドの最終回にマウンドを任され、無失点に抑えたが、最後まで打線に火が付かず、日本は無念の零封負けを喫した。 大勢は「シーズン通しても日本一に届かず、プレミアも優勝届かずで2度同じような悔しさを味わった。この悔しさっていうのを忘れず、今後の野球生活につなげていきたいなと思います」と振り返る。そして「成長して、国際試合の悔しさをそこ(次のWBC)で晴らしたいっていうのがある。そのためにもシーズンオフはしっかり(練習に)取り組んで、まずは来シーズン、ジャイアンツでしっかり活躍して、また(侍ジャパンに)選んでもらえるように頑張りたいなと思います」と決意を固めた。 表彰式で銀メダルを授与されたが、グラウンドに整列すると、首からかけていたメダルをすぐに外し右ポケットに入れた。背番号15は「単純に悔しかった。自分が欲しかったメダルの色でもないので、かけていると悔しさがこみ上げてきて…。取ったというより、かけていられなかったって感じですかね」と率直な思いを吐露した。
東スポWEB