「処女とヤッてくる」女子中学生2人を連れ去り性的暴行…30代被告が残した「おぞましいLINE」
「偽名」を使い接触
「これから処女とヤッてくる」 SNSで知り合った女子中学生2人をレンタカーで連れ去り、ホテルで性的暴行などを加えたとして、不同意性交や不同意わいせつの罪に問われている沢村大輔被告(39)は犯行直前、知人にこんなメッセージをLINEで送っていたという……。 「被害者の女子中学生Aさんと沢村被告はSNSで知り合いました。沢村被告が『会いたい』としつこく連絡を取り、’24年9月1日の昼ごろ、足立区内の路上で会う約束を取り付けました。Aさんは友人のBさんに付き添いを頼み、自転車で待ち合わせ場所に向かったところ、事前に送られてきた写真とはまったくの別人が現れたので逃げようとしたが、車で追い回され、結局、無理やり乗せられてしまったのです」(全国紙社会部記者) 12月16日に東京地裁で開かれた初公判で、沢村被告の卑劣な犯行が少しずつ明らかになってきた。 起訴状などによると、Aさんのインスタグラムに、『ハセガワ』という偽名で、沢村被告が連絡を取ってきたことが事件のきっかけだったという。 「’24年の8月ごろ、Aさんのインスタグラムにダイレクトメッセージで『おすすめに出てきたからフォローしたよ』などと連絡が来たことからやり取りが始まったそうです。やり取りの中で、Aさんが『私のこと何歳だと思ってるの』と聞いたところ、沢村被告は『中学生だよね』と返信してきたということです」(前出・社会部記者) 9月1日に沢村被告と会うことになったAさん。だが、見ず知らずの男性に二人きりで会うことが不安だったのだろう、上記のようにBさんに連絡を取った。 「9月1日の前日、Aさんから、以前から存在を聞いていた『ハセガワという人物と会うことになった』と言われました。当日、Aさんから『助けて』とLINEが入ったので事情を聞き、一緒に待ち合わせ場所に行くことにしました。そうしたところ、『ハセガワ』の車が現れ、結局、2人とも車に乗せられてしまいました」(Bさんの供述調書より) ◆無理やり顔を押さえつけ…… 女子中学生2人を無理やり車に乗せた沢村被告は、そのまま川口市内のホテルに連れ込んだ。検察官が読み上げたAさんの供述調書によると、沢村被告は嫌がるAさんに無理やり自分の下半身を触らせるなどしたという。 「ホテルのソファーに並んで座った状態で、被告人は私の体を触ったり、自分の下半身を触らせようとしました。その後、被告人は下着を脱いで、陰茎を触らせようとしたり、顔に押し付けようとしてきたのです。私は顔に押し付けられるのが嫌だったので、首を横に振ったと思いますが、無理やり顔を押さえつけられてしまいました。その後、服を脱いだ状態で体を触られたり、電気マッサージ機を押し当てられたりしました」 その後、沢村被告はBさんにもわいせつな行為をしたという。 「『もう、エッチはしたことあるの?』と聞かれ、服の上から体を触られました」(Bさんの供述調書より) 沢村容疑者による2人への性的行為は、1時間以上にわたって行われたという。 検察官が読み上げた2人の供述調書からは、厳しい処罰を求める感情が溢れていた。 「厳しい処罰をお願いします」(Aさん) 「法に則った処罰を求めます」(Bさん) 偽名を使い、相手がまだ中学生だと知りながら連絡を取り続けた沢村被告。起訴内容については、「間違いありません」と大筋で認めている。 卑劣な犯行の裏には、どのような動機が隠されていたのか――。この後の公判で明らかにされるはずだ。 取材・文:中平良
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