【バレー】今季での引退を発表した埼玉上尾メディックス・山岸あかね「持ち味は守備範囲の広さ。一緒にコートに入っている選手を助けたい」 SV女子
■埼玉上尾メディックス ●山岸あかね主将
――いよいよSVリーグが始まりますね。 山岸:新しいリーグが始まるということで本当にワクワクしています。バレーボールの魅力を伝えられるように、個人としてもチームとしても頑張っていきたいです。 ――オリンピック終わってからメディックスはイベントとかオフシーズンの活動をしていたわけですけれども、そこに山岸さんが…この記者会見も最初は名前がなかったので少し心配していました。 山岸:(微笑しながら)お休みをいただいてリフレッシュしていました。 ――プレーヤーとしてもますます円熟期に入ってくると思いますが、今季はどういうプレーに力を入れていきたい? 山岸:自分の持ち味は守備範囲の広さなんですが、それを発揮することで一緒にコートに入っている選手が楽にプレーできるようにしていきたいですね。 ――SVリーグ女子の開幕カードである埼玉上尾対NEC川崎。注目の一戦になっていますがそこに向けての抱負は? 山岸:開幕の注目カードに選んでいただいて本当に光栄なことだと思っています。 それにふさわしいプレーをNEC川崎さんと繰り広げて、バレーボールの面白さが伝わるような試合にしていきたいですね。
現役引退への本人コメント
最後に今回の引退発表に対する本人のコメントをご紹介する。 いつもたくさんのご声援ありがとうございます。 2024-25大同生命SV.LEAGUEをもちまして、現役を引退することを決めました。 小学校1年生になる前くらいから体育館に行き、いつの間にか始めていたバレーボールをまさかここまで続けるなんて始めた頃は想像もしていないと思います。 ここまで続けられたのも、病院を初めとしたAMG関係者、後援会の皆さん、恩師、家族、友人、ファンの皆さん、関わって下さった皆さんのお陰です。 バレーボールを通してたくさんのことを学び選手としても、1人の人としても成長することができたと思っています。今まで出会ったすべての方に感謝しています。 そして、今回こうしてリーグ前に発表させていただいたのは感謝の気持ちを少しでも多くの方に伝えたいと思ったのと、会場で少しでもプレーを見てもらえたらなと思い発表しました。チームとして結果を残せるよう最後のリーグを全力で戦い抜き、楽しいと思い始めたバレーボールを最後まで楽しみます。 たくさんの応援よろしくお願いします。 (埼玉上尾メディックスのホームページからの引用)
堀江丈
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