エイダン・オブライエン調教師（2018年6月撮影）

＜アイリッシュダービー＞◇6月30日＝カラ（アイルランド）◇G1◇芝2400メートル◇3歳牡牝◇出走8頭 　ロスアンゼルス（牡3、A・オブライエン、父キャメロット）が制した。鞍上はライアン・ムーアで勝ちタイムは2分28秒15。 　前走英ダービーは3着に敗れ、初黒星を喫していたが、昨年のクリテリウムドサンクルーに続くG1・2勝目。通算成績は5戦4勝となった。 　エイダン・オブライエン師は自身の最多勝利記録を更新する愛ダービー16勝目。 　8頭立てで4頭出しだったエイダン・オブライエン厩舎。ロスアンゼルスは同じ厩舎の馬3頭を前に見ながら、道中はインで脚をため、直線を向くと、先頭へ。馬体を併せてきた英ダービー2着アンビエンテフレンドリーとの激しい追い比べを制した。 　2着には仏ダービー7着から挑んだサンウェイが入り、アンビエンテフレンドリーは3着だった。 　◆エイダン・オブライエン厩舎の愛ダービー制覇　97年デザートキング、01年ガリレオ、02年ハイシャパラル、06年ディラントーマス、07年ソルジャーオブフォーチュン、08年フローズンファイア、09年フェイムアンドグローリー、10年ケープブランコ、11年トレジャービーチ、12年キャメロット、14年オーストラリア、17年カプリ、19年ソヴリン、20年サンティアゴ、23年オーギュストロダン、24年ロスアンゼルス