映画『見える子ちゃん』、原菜乃華演じる“みこ”を取り巻く仲間役として久間田琳加・なえなの・山下幸輝の出演決定
カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数8,500万回、国内発行部数300万部を突破した泉朝樹によるホラーコメディ漫画を実写化した映画『見える子ちゃん』。主人公・四谷みこ役を、ドラマ・シリーズ&映画『【推しの子】』(24)にも出演中の若手女優・原菜乃華がメジャー映画では初単独主演を務めることでも話題を呼んでいますが、このたび2025年初夏の公開に先駆けて、久間田琳加・なえなの・山下幸輝が新キャストとして発表されました。 『仄暗い水の底から』(02 / 脚本)や『残穢 -住んではいけない部屋-』(16)などで恐怖表現に定評のある中村義洋が監督を務める本作は、ある日突然霊が見えるようになった女子高生・四谷みこが、恐怖に耐えながら霊をひたすら無視する青春ホラーエンターテインメント。次々と現れる不気味な存在にハラハラしつつ、お化け屋敷のようなスリルとワクワク感を体験できる作品です。 今回発表されたのは主人公・みこをを取り巻く学園の仲間たち。主人公の親友・百合川ハナ役にモデル・俳優として活躍中の久間田琳加、二暮堂ユリア役にSNS総フォロワー700万人を超えるタレント・なえなの、さらに映画オリジナルキャラクターである権藤昭生役に話題作多数出演中の俳優・山下幸輝と、いま最も目が離せない若手俳優として人気を博している面々が集結しています。また、そんな最旬俳優たちと中村義洋監督、原作者の泉朝樹からコメントも到着。 久間田琳加は雑誌『nicola』でモデルデビューし、現在は『non-no』専属モデルとして活躍中。映画『おとななじみ』(23)、『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(23)、EXドラマ『私たちが恋する理由』(24)などで主演を務め、ヒロイン役を務める『顔だけじゃ好きになりません』の公開も2025年3月に控えています。本作では、霊を引き寄せる体質ながらその存在に気づかない天真爛漫な百合川ハナを、持ち前の明るさで魅力的に演じています。「ホラーが大の苦手」という久間田ですが「本当にホラー映画の撮影中!?というくらい明るい現場で、初のホラー作品も楽しみながら撮影できました」とコメント。撮影現場を見学した原作者の泉は久間田の演技について「ハナの天真爛漫な明るさだけでなく、意外といろいろ考えている繊細な一面など、表情や演技を通して“ハナ感”を感じられて印象深かった」と振り返っています。 なえなのは、TikTokを中心にSNS総フォロワー数700万人超の人気を誇り、NTV『ズームイン!!サタデー』にレギュラー出演するほか、『東京タワー』(EX/24)、『モンスター』(CX/24)にゲスト出演し話題を集めるなど、俳優としても目覚ましい活躍を続けています。今回が映画初出演となり、霊感を持つという謎めいたツンデレキャラの二暮堂ユリア役に挑戦。なえなのは自身が演じるキャラクターについて「破天荒な子だけど、作品の中でどんどん成長していく」と分析、さらに「現場の皆さんに背中を押されながら私もこの作品を通して成長させていただいた」と語っており、中村監督はなえなのについて「実は裏では相当な努力をしているはず」とコメントし、難しいシーンも1発でこなしてしまうなえなのに称賛を送っています。 山下幸輝は、TBSドラマ『君の花になる』(22)で注目を浴び、その後も『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(NTV/23)や『御上先生』(TBS / 25)など話題作に立て続けに出演。さらに、2024年9月にアーティスト活動も開始し、1stデジタル・シングル「WILD BLUE」でデビューを果たしています。本作では映画オリジナルキャラクターでミステリアスなオーラを纏う生徒会長・権藤昭生役として新たな魅力を発揮。山下は「どれだけ魅力的なキャラクターにするか、監督に意見を頂きながら一緒に考えて」作り上げたと撮影を振り返り、原作者の泉は「みこやハナやユリアの新たな一面を引き出してくれるような役」と原作には登場しない昭生のキャラクターに期待のコメントを寄せています。 [コメント] 映画『見える子ちゃん』で四谷みこ役を務めさせていただきます、原菜乃華です。みこ役でお話をいただけてとても嬉しかったのを覚えています。なんて斬新で面白い設定なんだろうと一瞬で虜になってしまったんです。ホラー映画なのに、ただひたすら霊を無視するという役どころで、脚本を読んだとき笑いが止まりませんでした。中村監督とご一緒させていただくことは緊張とワクワクでいっぱいでした。現場で演出をつけてくださるとき、大御所の監督さんなのに必ず走って近くまで来て、目を見て指示をだしてくださるお姿が素敵でした。実はホラーが苦手とおっしゃられて、とても陽気な監督のおかげで楽しい撮影でした。青春、コメディ、ヒューマンドラマがすべて詰まった、全く新しいホラー映画になると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです! ――百合川ハナ役:久間田琳加 二暮堂ユリア役を務めさせていただくなえなのです。 はじめに脚本を読み感じた事は、何コレ!オモシロイ!どうやって撮るんだろう!?ですね。 個性の強いキャラクターたちのコミカルさとしっかり怖いホラー、そして青春。 こんなにうまく混ざる物なのか!と衝撃を受けたのと同時に、これを実写で撮るってすごく難易度が高そう。と不安も感じました。 演じさせていただいたユリアちゃんは破天荒な子だけど、作品の中でどんどん成長していくんです。そんなユリアちゃんや監督、現場の皆さんに背中を押されながら私もこの作品を通して成長させていただいたなと強く感じます。 映画館がみなさんの笑いと恐怖の声が溢れてるといいなぁ。私も完成が楽しみです。是非ご覧になってください。 ――二暮堂ユリア役:なえなの 権藤昭生役を演じさせて頂きました山下幸輝です。 オファーを頂きどの原作のキャラクターなのか聞いたところまさかのオリジナルキャラクターでした(笑)。 どれだけ魅力的なキャラクターにするか本読みと現場で監督に意見を頂きながら一緒に考えて昭生をつくりあげて撮影は楽しくやらせて頂きました。 みこと昭生の絡みは特に注目して見て欲しいですし最後には昭生に、そして観ている方に驚きが待っています。 お楽しみに! ――権藤昭生役:山下幸輝 ハナ役の久間田琳加さんは、撮影現場で初めてお会いした際とても落ち着いた印象で、笑顔がとても素敵な方だなと。ハナの天真爛漫な明るさだけでなく、意外といろいろ考えている繊細な一面など、表情や演技を通して“ハナ感”を感じられて印象深かったです。原作で垣間見えるハナの繊細な部分も、久間田さんならではの解釈で新たな形にしてくださるのが本当に楽しみです。スクリーンで生き生きとしたハナに会える日を心待ちにしています! ユリア役のなえなのさんは、とても独特な空気感を持っていて、ふわふわっとした印象が魅力的でした。ショッピングモールのシーンの合間に一人で買い物かごを持って自由にお買い物してて「おお~ユリアが普通に買い物してる」と思ったのを覚えています。ユリアの生意気さや可愛らしさもなえなのさんの持つ空気感と合わさって魅力的なキャラになっているのではないかと思います。みこたちとの絡みも含めてとても楽しみにしています。 昭生役の山下幸輝さんとは現場でご挨拶だけさせていただいたのですがとても気さくな方で、私の持参の台本に最初にサインをお願いさせていただいたときに端っこに小さくサインを書いていて(他のキャストさんが後で書きやすいように)とても謙虚な方だなという印象でした。昭生については原作には登場しない映画版のみのキャラですが、みこやハナやユリアの新たな一面を引き出してくれるような役だと思いますのでどうなるのか楽しみです。 ――原作:泉朝樹 久間田さん演じるハナという役は、とにかく霊にとり憑かれやすい「霊の大好物」という設定なので、そのハナをどうやって助けるか、というのが原さん演じる主人公の基本的なモチベーションであり、この映画のストーリーラインになりますから、とにかく心の底から「助けたい!」と思える人に演じてもらわないとなあ、と思っていたところ、撮影を終えた今、もしも久間田さんに何か大変なことが起こったら、私も原さんも、そして全スタッフが全力で駆けつけることと思います。本当に久間田さんは、そういう人です。 なえなのさんは、あんなにふわふわしていますが、バラしてしまうと、実は裏では相当な努力をしているはずです。そしてそれを現場で一切見せないという、私の大好きなタイプの俳優さんだと思いました。ユリアという役は霊媒師に憧れているので、呪術だの祈祷だのいろいろ覚えることが大変で、現場でも10テイク以上は覚悟していましたが、やばい!日が暮れる!という状況のなか、サラッと1発でこなしてしまうなえなのさんに「ありがとうーっ!」と駆け寄ったことも一度や二度ではありません。 昭生役の山下さんは長セリフを涼しい顔で演じて頂きましたが、ややナルシスティックに見える演技は私が「自分の芝居に酔っている昔の俳優の芝居」という注文をしたためで、決して山下さんが率先してやったものではありません、念のため。それと私、ダンスに疎いので、大変失礼ながら山下さんのダンススキルをあまり存じ上げておらず、ある日、立ち位置の修正をしたら、山下さんの上半身が全くブレずに横移動したので、ちょっと何が起こったか分からず、「ホラーを撮ってるとこういうことも起こるよな」と心霊現象で片付けてしまいました。ごめんなさい。 ――脚本・監督:中村義洋 (C)2025『見える子ちゃん』製作委員会 (C)Tomoki Izumi