わざわざ東京から行く価値アリ!福井・三国湊の名店『魚志楼』の「甘海老天丼」はなぜ旨いのか
噛むたびに甘エビの身の旨味と薄殻の香ばしさ、そしてまろやかな卵とダシの味わいが渾然一体となって、ジュワッと口中に拡散されます。海苔が散りばめられたご飯との相性も最高で、箸が止まらずあっという間に完食。見た目だけでなく、味わいも奥ゆかしい丼でした。 店のご主人によれば、このエビは「もちえび」と呼ばれ、春に捕れる脱皮したての柔らかい殻を持つ甘エビなんだそう。ソフトシェルクラブならぬソフトシェルシュリンプ。だからそのまま薄殻ごと海老天にできて、しかも絶妙な殻の香ばしさも味わえるというわけです。
まとめ
2024年3月から北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸し、東京からのアクセスが格段によくなりました。次の休みに、ぜひ三国湊にお出かけしてみてください。街の雰囲気も大人っぽくて、美味しい海の幸を心ゆくまで堪能できますよ。
●SHOP INFO 料理茶屋 魚志楼 住:福井県坂井市三国町神明3-7-23 TEL:0776-82-0141 営:11:30~14:00、18:00~21:00 休:毎週火曜日、第2第4水曜日(GW、お盆など連休は営業)
撮影・文◎たろきち