見栄えが9割!! [コンパクトカーは安く見えないのが大事]って人のためのクルマ4選
価格が手頃ということもあり、どうしても安っぽいイメージが先行するコンパクトカー。でも、周りの人から"安そうなクルマ"と思われたくないのは誰でも同じ。ということで、ここでは見栄えがいい4台を厳選してみた。 【画像ギャラリー】コンパクトカーをナメちゃいけないワケをもっと見る(18枚) 文:FK/写真:トヨタ、スズキ
■装備の充実度はもはや当然!デザイン性の高さも魅力でしかないトヨタのシエンタ
安心して扱えるコンパクトなボディサイズに広い室内空間と7人乗車の利便性をプラスしたミニバンとして登場した初代のコンセプトを受け継ぎつつ、大きな進化を遂げて2022年8月に発売された3代目の現行シエンタ。 先行予約の段階では約3週間で2万台を超える受注を記録したが、ヒットの要因のひとつとして挙げられるのは扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに2列目シートの居住性を向上させた使い勝手のよさに加え、欧州車テイストあふれる洗練されたエクステリアデザインにある。 コーナー部を丸くしてコンパクトに見せることで取り回しのよさにもつながるシカクマルシルエットは、気兼ねなく使えるツールとしての機能を表現した大きなサイドプロテクションモールや日常に溶け込むボディカラーとも相まってセンスのよさを感じさせる仕上がりを見せる。 また、安全・安心で快適・便利な先進装備がより充実した3代目は最新の予防安全パッケージであるトヨタセーフティセンスを全車に標準装備し、対応する事故形態をいっそう拡大して安心なドライブをサポートしてくれることもうれしいポイントだ。 加えて、ハイブリッド車とガソリンエンジン車の両モデルに採用されている1.5Lのダイナミックフォースエンジン(M15A-FXE)はいずれもクラストップレベルの燃費性能を実現しているが、なかでもハイブリッド車はWLTCモード走行燃費28.8km/Lを達成しており、お財布にやさしいところもグッド。 すべてのグレードで7人乗りと5人乗りが選べて、なおかつ広い室内空間と取り回しのよさも魅力のシエンタ。そんなクルマが195万円から310万8000円の範囲で買えるのだから、人気が出るのも納得といわざるを得ない。