見栄えが9割!! [コンパクトカーは安く見えないのが大事]って人のためのクルマ4選
■ジムニー買うならバーフェン装備でグッドルッキンなスズキジムニーシエラを選ぶべし
今も納車1年以上待ちといわれているジムニー。維持費が安い軽自動車の本格クロカンモデルなだけに人気が出るのも当然だが、どうせ買うならエンジンの排気量が大きいジムニーシエラのほうがいいという人も決して少なくないはずだ。 0.8Lのジムニー8(1977年発売)を原点とするパワフルなエンジンとワイドなボディを採用したジムニーシエラがデビューしたのは1993年5月。骨太のフロントグリルガードと大型フォグランプが圧倒的な存在感を放った初代モデルは本格ミディアム4×4の名のもと、RVシーンに新たなジャンルを生み出した。 そんなジムニーシエラの現行モデルは、半世紀に及ぶこだわりと技術を継承しつつ本格的な四輪駆動車としての性能をさらに進化させて2018年7月に登場。 新開発のラダーフレームにFRレイアウト、副変速機付パートタイム4WDに3リンクリジッドアクスル式サスペンション、さらには丸型ヘッドランプ、5スロットグリルなどはジムニー伝統の車体構成をしっかりと継承。 一方、エンジンは新たに開発したK15B型の採用で動力性能と信頼性を高め、高い脱出性能を実現するべく新たに採用されたブレーキLSDトラクションコントロールで走破性もいっそう高められている。 また、スクエア形状が印象的なボディは取り回しのよさと高速走行時の安定性を実現するべく、先代モデルから全長を50mm短くするとともに全幅を45mm拡大。 加えて、面の剛性を高める造形、降雪時に雪がたまりにくい凹凸が少なさ、走破性・積載性を高める細部の工夫など、機能に徹したこだわりの造形も特徴となっている。 車両本体価格はジムニーが165万4400~200万2000円なのに対して、ジムニー シエラは196万2400~218万3500円と大差なし。だったら、ジムニーを買うんだったら見栄えがいいオーバーフェンダーを装備するシエラがいいんじゃない?