名古屋市、「ワクチン後遺症窓口」設置へ 河村市長「困っている人ようけいる」
東海テレビドキュメンタリー、映画版にも抗議文
河村市長の市長選を追った東海テレビ放送のドキュメンタリーが今月、名古屋市内の映画館で上映された。河村市長は、内容に不満があり放送局側に何らかの対応を求める抗議文を送った、と明らかにした。 河村市長は昨年5月、ほぼ同内容のドキュメンタリー番組がテレビで放映された時にも抗議し、BPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てるとしていた。今回は公共の電波を使ったテレビ番組ではなく、民間施設で料金を払った人に対する限定的な上映。河村市長は3年前の「あいちトリエンナーレ」問題の際、公共施設での公的な催しだとして、政治家である自身が介入する正当性を訴えていたが、今回は「前(テレビ放映時)に抗議しておいて、今度(映画館での上映)はご自由にというのもおかしいんじゃないですか」と主張した。 ドキュメンタリーのタイトルは『大名古屋狂詩曲(ラプソディー) 総理を狙う男と、民主主義』。今月上映された映画版には、テレビ放映後に不満を表した河村市長の記者会見の映像などが追加されている。 (関口威人/nameken)