東九州龍谷の忠願寺姉妹は準々決勝で散る…エース莉桜「上を越えていく」 春の高校バレー
第77回全日本バレーボール高校選手権第3日は7日、東京体育館で行われ、女子準々決勝で、共栄学園(東京)が東九州龍谷(大分)をストレートで下した。 【写真】観戦に訪れた、共栄学園・秋本美空の母の大友愛さん 東九州龍谷の忠願寺風来(かえら)=3年、エース莉桜(りおん)=1年=の姉妹で立った最初で最後の春高バレーの舞台は8強で終わった。激しい攻防を繰り広げたが、高さもパワーも経験も豊富な共栄学園の秋本美空(3年)に阻まれストレート負けを喫した。 莉桜は風来と抱き合って号泣。「負けたのは、自分の実力」と唇をかんだ。だが、悔しさは必ず今後につなげる。莉桜は「自分は世代ナンバーワン。(秋本の)上を越えていけるように、という思いが強くなった」と闘志を新たにした。