24時間365日「千葉いのちの電話」 相談員確保が課題
チバテレ(千葉テレビ放送)
悩みを抱えている人からの電話相談を受け付ける「千葉いのちの電話」。 その相談員の数が不足し、電話が繋がりにくい状況が続いていて、相談員のなり手の確保が課題となっています。 「千葉いのちの電話」では、2023年1年間で1万8000件あまりの電話相談を受けていて、2024年は202人の相談員がボランティアとして24時間体制で対応しています。 事務局によりますと、相談員の高齢化によるボランティア離れなどが課題となっていて、この日も、千葉市内の相談室では空席が目立ち、誰も取り継げずに保留のままとなった固定電話が… 千葉いのちの電話 斉藤浩一 事務局長 「つながりにくい、なかなかいま(電話を)かけられる人が多いので、(相談員の)数が増えていかないと受け止められる電話の数が増えない」 「千葉いのちの電話」では、毎年1回、相談員を募集しています。 2024年は12月20日まで応募の受け付けを行っていますが、相談員向けの養成講座を開くために必要な人数には届いていないということです。 千葉いのちの電話 斉藤浩一 事務局長 「(募集の)出だしはあまりよくない。15人くらい来てもらわないとちゃんとした研修ができない。日本の自殺者数は2万人からなかなか下回らないので、これは一人でも防いでいかないと。ぜひ力をお貸しいただきたい」
チバテレ(千葉テレビ放送)