ホテル事業者向けに「中城 島にんじん 食材産地ツアー」
県内のホテル関係者などに県産食材の良さを知って活用してもらおうと、中城村で食材産地ツアーが実施されました。比嘉鈴代記者のリポートです。 これは、沖縄県が新たな食材との出会いや調達先の産地情報を提供しようと県内のホテル向けに行っている事業で、ホテル関係者ら13人が招かれました。 比嘉鈴代記者リポート「お目当ては、まもなく旬を迎える中城島にんじんです。」 一行は、まず、島にんじんの栽培農家を視察。四苦八苦しながら収穫を体験しました。収穫を体験した参加者は「いけました。意外と難しかったです。」「思ったより力が必要で」と話していました。 中城島にんじんは、今年3月に品質や産地など一定の要件を満たした地域ブランドとして「地理的表示保護制度」に登録されていて、県内最大の生産量を誇っています。 参加者は、島にんじんを生地に練りこんだドーナツや、ジュース・ドレッシングを試食し、生産者の想いが詰まった島にんじんの味を堪能していました。 ホテル関係者は「レストランで付け合わせとして出してもいいですし、朝食でサラダにだしたら皆様よろこぶかなー。」「最近沖縄の食材朝食に出すようにしていてすごく評判はいいのであとは、物流ですかね?」「島にんじんのこと勉強することができまして地域にねざした使用方法を考えていきたいな。」などと話していました。 生産者は「ドレッシング、飲み物もあるし、お菓子もあるし、おかずもできるし、おつゆもできるし、それを若い人に一番味わってほしい」と期待を寄せました。 生産者は旬を迎える島にんじんを味わってほしいと話していました。