【箱根駅伝】早大は層の厚さ増す陣容 1万m27分台のエース山口智規「山の名探偵」工藤慎作ら
来年1月2、3日の箱根駅伝のチームエントリー16人が10日に発表され、49年連続94度目の出場となる早稲田大はエース山口智規(3年)、伊藤大志主将(4年)らが名を連ねた。 【一覧表】エントリー選手一覧 五輪2大会出場の花田勝彦監督が母校の指揮を執って3季目。これまで箱根は6位、7位と中位で終えている。前回は直前に体調不良者が複数出て、窮地の中で踏ん張った。 今季は出雲駅伝で6位、全日本大学駅伝5位。目標に掲げた学生3大駅伝で3位以内は果たせておらず、最後の1冠にかける。 エースの山口は11月に1万メートルで27分52秒37を記録し、チームは勢いづく。昨年山の登りの5区で13位から6位まで順位を上げた「山の名探偵」工藤慎作(2年)、2月の延岡マラソンで初マラソン初優勝した伊福陽太(4年)らもそろえ、層の厚さも増して、上位進出に挑む。 12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表され、2日、3日のレース当日午前6時50分までがメンバー変更の期限。往路、復路合わせ当日変更は6人までで、1日最大4人までが変更可能となっている。 ◆早大エントリーメンバー <4年>石塚陽士、伊藤大志、伊福陽太、菅野雄太、草野洸正、和田悠都 <3年>藤本進次郎、間瀬田純平、宮岡凜太、山口智規 <2年>工藤慎作、長屋匡起、山崎一吹 <1年>瀬間元輔、山口竣平、吉倉ナヤブ直