巨人6選手が石川・輪島市へ 能登半島地震の爪痕残る光景も目の当たりに 子どもたち250人と交流
◇応援しよう能登!スポーツフェスタ(8日、石川各地) プロ野球選手会と巨人が石川県内の4か所で復興支援イベントを開催しました。イベントが開催されたのは珠洲市、七尾市、志賀町、そして輪島市の4か所です。巨人の6選手は輪島市へ。参加したのは長野久義選手、大城卓三選手、泉圭輔投手、大勢投手、萩尾匡也選手、そして浅野翔吾選手の6人です。 【動画】大玉転がしではじけた笑顔を見せる大城選手 空港から輪島市内に向かうバスの中で、山崩れや崩壊した家屋の様子を目の当たりにした選手。しばらくバスの中は静寂に包まれましたが、輪島中学校の体育館で約250人の子どもたちの元気な姿に迎えられると、笑顔を見せていました。 選手会長の大城選手の「きょうは短い時間ですが、みなさんと楽しんで遊びたいと思います」という挨拶を皮切りに、6チームに分かれた子どもたちが、大玉転がしや玉入れなどを運動会形式で選手とともに行いました。途中休憩では選手がそれぞれのチームの子どもたちにカレーを手渡し。「いただきます」と手を合わせて、温かいカレーを楽しんでいました。ちなみに優勝したのは泉投手率いる黄色チーム。「地元では負けられません」と泉投手は子どもたちと勝利を喜びました。 長野選手は「まだまだ大変な思いをしている方がたくさんいると思うけれど、少しでも力になれるように、できることはしっかりとやっていきたい」と述べ、大勢投手は「パワーを与えようと思って来たが、逆にすごくパワーをもらった。活躍する姿を届けられるように頑張りたい」などと語りました。 その他の会場では、山瀬慎之助選手や喜多隆介選手など石川出身の巨人選手も参加していました。
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