阪神が痛恨敗戦 2度追いつく粘り見せるも八回にゲラが桑原に決勝ソロ被弾
「阪神3-4DeNA」(11日、甲子園球場) 阪神が接戦を落として連勝を逃し、4位・DeNAに2ゲーム差に迫られた。 【写真】岡田監督のあちゃ~顔 9回、代打・渡辺諒が一邪飛に倒れガッカリ 3-3の八回。この回から登板したゲラが先頭・桑原に初球の内角直球を捉えられた。打球は右翼から左翼へ吹く浜風に乗り、ギリギリでフェンスを越える勝ち越しソロとなった。 打線は2度リードされながら追い付くしぶとい攻撃を見せた。 1点を先制された直後の初回は、2死二塁から大山が詰まりながらも右前に運ぶ適時打で同点に追いついた。 2点を追う六回無死は、森下が3試合連続本塁打となる15号ソロ。絶好調の3番打者の一発でムードが変わり始める。 続く大山は三塁への高いバウンドのゴロが内野安打となり、続く佐藤輝は広く空いた三遊間を破る左前打で無死一、三塁とした。 ここでDeNAは先発のジャクソンか山崎にスイッチ。その後1死一、三塁となり、打者・坂本の場面で岡田監督が仕掛けた。 初球はスクイズを警戒したDeNAバッテリーが様子を見るために外角へ外したが、坂本は普通に見送った。すると、2球目にセーフティースクイズ。坂本が一塁側へきっちり転がして同点に追いついた。 先発・村上は初回1死から牧に左翼席へ先制ソロを許した。同点の三回は先頭・京田の右前打と大山の犠打野選などで1死二、三塁とされ、牧の勝ち越し左前適時打と佐野の二ゴロの間に2点を奪われた。 それでも四回以降は立ち直って1安打投球。6回5安打3失点と最低限の役割を果たした。