中古店での買い取り価格が「ほぼ無料」でも買い取ってもらった方がいい?古い冷蔵庫と電子レンジの処分を検討しています。
家電製品の買い替え時の目安
前章で見た耐用年数はあくまで目安であり、実際に家電が何年使えるかは家電の使い方や状況によって異なります。 内閣府が公表している「令和6年3月消費動向調査結果」によると、買い替え前の家電の平均使用年数は次の通りです。 ・ルームエアコン:14.1年 ・電気冷蔵庫:14.0年 ・電気洗濯機:10.9年 ・カラーテレビ:10.7年 4品目全てにおいて「故障」を理由に買い替えをした人が最も多い結果となっています。毎日使う冷蔵庫や洗濯機などの家電であっても、平均して10年以上使う人が多いようです。
家電の処分には費用がかかることもあるため、まだ使える家電は中古店に買い取ってもらおう
不要な家電を処分するのには所定の費用がかかるケースがあります。そのため、まだ使える家電であれば、安い金額だとしても中古店に買い取ってもらうことを検討してもいいでしょう。 そもそも中古店の買い取りは家電の耐用年数である5年を目安としているようです。しかし、実際には家電の買い替え前の平均使用年数は10年を超えるものも多く、耐用年数の目安である5年以内に故障するケースは少ないと考えられます。 地域や業者により費用は異なりますが、リサイクル法対象である冷蔵庫や洗濯機を処分する際に所定の費用がかかりますので、あらかじめお住まいの地域の処分方法や金額を確認しておきましょう。 出典 国税庁 主な減価償却資産の耐用年数表 内閣府経済社会総合研究所 景気統計部 消費動向調査 令和6年3月実施調査結果(9ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部