中古店での買い取り価格が「ほぼ無料」でも買い取ってもらった方がいい?古い冷蔵庫と電子レンジの処分を検討しています。
古い冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品を処分する際、買い取りに出すべきか、それとも一定の費用を払って処分すべきか迷う方も多いでしょう。特に、古いとはいえまだ十分に使えるものを捨てることに抵抗を感じる方もいるかもしれません。 そこで今回は買い替えなどの際に古い家電をタダ同然でも中古店に買い取ってもらった方がいいのか、それとも処分した方がいいのかを考えてみました。家電の処分費用についても解説しますので、古い家電の取り扱いについて検討している方はぜひ最後までお読みください。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
まだ使える家電の買い取り価格がタダ同然! それでも買い取ってもらった方がいいのか?
不要になった家電の買い取り価格がタダ同然であっても、まだ使えるものを処分することに抵抗を感じる場合は、中古店に買い取りをしてもらった方がいいかもしれません。タダ同然の買い取り価格であっても、まだ使える家電であれば中古店を通して家電を必要とする人の手に渡り、家電としての役割を果たすことができるためです。 また、中古店に買い取ってもらわずに処分をする場合は、家電リサイクル法にのっとってメーカーや家電の種類によって決められた費用を支払う必要があります。
家電を処分するのにかかる費用
家電製品の処分には費用がかかります。冷蔵庫やテレビなどの家電リサイクル法の対象品目は、自治体やリサイクル業者を通じて適切に処理しなければなりません。リサイクルにかかる金額の目安は次の通りです。 ・エアコン:1000円程度 ・冷蔵庫:3740円~4730円程度 ・洗濯機:2530円程度 ・テレビ:1320円~2970円程度 処分費用は地域や業者によって異なりますので、自分たちの住む地域の処分方法や料金を確認しておきましょう。
家電の買い取り価格が安い理由
一般的に家電製品の中古買い取りは、家電の耐用年数内であるものが対象と考えられているようです。耐用年数とは、建物や機械などの固定資産を計算する際に必要な年数であり、国により定められています。 国税庁によると、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの電化製品の耐用年数はおおよそ5年前後としています。購入から一定期間を経過した家電はそろそろ寿命を迎えると考えられるため、買い取ってもらえたとしても安い金額か、買い取ってもらえない可能性があるというわけです。 また、汚れや使用感がある、故障しているなどの場合は、耐用年数内の比較的新しい家電であっても買い取りしてもらえないか、買い取りしてもらえてもほぼタダ同然の金額であるケースも考えられます。