これって老害? 若手から煙たがられる中高年に当てはまる“4つの思い込み”
「老害」というレッテルを剥がそう
「老害」と思われないための、あるいは「老害」にならないための解決方法は、たったひとつです。 「自分には、アンコンシャス・バイアスがある」と強く思うこと。同時に、若者もその時代の「アンコンシャス・バイアス」にかかっていることをよく理解して、語りかけていくこと。 「自分は若い」と思っている若者も、次の時代の若者がやってきて、今の若者を「老害だ」と言うようになります。事実、「ゆとり世代」といわれる人たちも、下の世代からは「ソフト老害」と言われているのです。 時間は誰にでも平等に流れ、誰一人同じ姿でいるわけではない。だから自分を「老害」とレッテル貼りする必要はありません。 自分が30代であれ70代であれ、そして相手が30代であれ、70代であれ、自分と違う時間と環境を生きてきた人たちとの「アンコンシャス・バイアス」を強く意識する。 「これって普遍なことかな。私の偏見ではないかな」と謙虚に考える気持ちをもつ。 これを心がければ、あなたの経験談を聞きたいと思う若者も増えると信じています。―自戒を込めて。