ロドリ&モラタ、EURO優勝セレモニーでの“問題発言”で1試合の出場停止処分…来月5日のセルビア戦は欠場へ
スペイン代表MFロドリ(マンチェスター・シティ)とFWアルバロ・モラタ(ミラン)に欧州サッカー連盟(UEFA)から1試合の出場停止処分が下されたようだ。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。 今夏にドイツで開催されたEURO2024で、3大会ぶり史上最多4度目となる欧州制覇を果たしたスペイン代表。しかし、7月15日にマドリードのシベーレス広場で開催された優勝セレモニーの際に、ロドリが「ジブラルタルはスペインのものだ」と発言し、モラタがサポーターに呼応を促したことが問題に。ジブラルタルサッカー協会(GFA)は、「EURO2024で優勝したスペイン男子代表の祝賀行事が、極めて挑発的で侮辱的なものであったことを指摘した。サッカー界にはこのような行為が許される余地はない」と声明を発表して2名の行動を非難。UEFAに抗議を申し立てていた。 そんななか、UEFAはロドリとモラタに対し、「行動規範に従わなかったこと、品行方正であるべき基本的なルールに違反したこと、スポーツイベントを非スポーツ的な性質の表現に利用したこと、サッカーというスポーツ、特にUEFAの評判を落としたこと」を理由に1試合の出場停止処分を下した。 これにより、2選手は9月5日に行われるUEFAネーションズリーグ第1節のセルビア代表戦を欠場することが決定。GFAはUEFAの処分について、「この事件の重大性を認め、それに従って行動したことを喜ばしく思う。この決定は、サッカーが平和、理解、フェアプレーを促進するためのプラットフォームであり続けなければならず、今回のチャントのような分断的で攻撃的な行為があってはならないという明確なメッセージを送るものである」と述べている。
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