【久留米競輪(ナイター)FⅡ】地元デビュー戦の125期ルーキー中西勇が逃げ切り1着「普段と変わらずに走れた」
<29日・久留米競輪・初日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 開幕1Rは、125期ルーキーの中西勇が突っ張り先行で逃げ切り。地元デビュー戦を最高の形で飾った。「地元で1着が取れたのはうれしいですね。緊張感? 少しはあったけど、普段と変わらずに走れました。ライン3車だったので心強かった」と安どの表情を見せた。 予選はこれで3連勝。前々回高松(1、1、決勝7着)の参加前、練習仲間からセッティングの助言を受けて「より力が入るようになって、だんだん勝てるようになった」と上昇の要因を語った。▼準決5Rは「メンバーがもっと強くなるけど、決勝を目指して頑張ります」。同期で点数上位の阿部俊に負けないパワー勝負を繰り広げ、通算2度目の決勝進出を果たす。1=5―4、1―4―6。 ▼12R(渡辺航平)調子の良さとは裏腹に、番組や展開に恵まれず今期未優出。だがこの一戦は、地脚タイプの小坂丈マークで勝機十分。たとえ吉武に捲られても2着前残りは可能だろう。3―124―124、2―3―14。