隣のヤンキーが私にドキドキしてる…?好感度が見える女子高生の戸惑い!そして気づいた本当の気持ちとは…【作者に聞く】
物心ついたときから好感度が見える、主人公・桜田。廊下で話しかけている男子の好意は79、相手は42。男子が一方的に好意を寄せていることがわかる。そして、素行が悪いと有名なヤンキー桃山が隣の席に。彼の桜田に対する好感度は「98」と、非常に高くて――!?好きが丸見えな酢忍さん(@315sunin)の創作漫画「隣の席のヤンキーの好感度が丸見え」を紹介しよう。 【漫画】本編を読む ■隠しきれないヤンキーの恋心!好感度が見える世界の不思議 桃山は桜田に対して、隠しきれない好意を抱いている様子で、目が合うたびに慌てふためく。桜田は、この98という異常に高い好感度をどうにか下げようとするが、その努力はことごとく空振りしてしまう。むしろ、桃山の一途な態度は、桜田の心に次第に変化をもたらし始めていた。 この物語は、好意が「見える」ことが引き起こすユニークな恋愛模様を描いており、コミカルなやり取りが見どころだ。桜田がどんなに冷たくあしらおうと、桃山はめげずに好感度を保ち続ける。そんな彼の真剣さが、読者の心を掴んで離さない。 作者の酢忍さんは、桜田というキャラクターをしっかりとした軸を持つ人物として描き、彼女を取り巻く世界を丁寧に作り上げた。その一方で、桃山というキャラクターは最初の段階では候補が4人ほどおり、彼をどう描くかで悩んだという。結果的に桜田の隣に座る桃山というキャラクターが完成し、物語が形になった。 また、好感度が100を超えるようなシーンでは、酢忍さんはユーモアを交えて描写し、読者に笑いを提供することに成功している。しかしながら、この物語が続編として描かれる可能性は低いと酢忍さんは語る。連載当時は反響が少なく、次の作品に取り組む必要があったからだという。今後も読者の心に残るユニークな作品を生み出すことに挑戦していきたいと酢忍さんは意気込みを語ってくれた。 取材協力:酢忍さん