【朝日杯FS】「連対率100%」の堅軸と“京都だからこそ狙いたい”3頭の伏兵
~朝日杯FS・過去10年の傾向分析~
過去10年、前走サウジアラビアRC組(G3に昇格した2016年以降)が〔3.2.1.4〕で最多勝利数。特に関西馬の勝ち馬が臨んでくれば〔2.1.0.0〕でパーフェクト連対。目下2戦2勝の無敗馬が3連勝中というデータも加味すれば、馬券からアルテヴェローチェを外すことはできまい。
そのサウジ組を上回る6連対を挙げている前走デイリー杯2歳S組。こちらは〔2.4.2.20〕で、連対した関西馬であれば〔2.3.2.6〕、近3年に限れば〔1.2.0.1〕と好走率アップ。今年はデイリー杯と同じ舞台で朝日杯が施行されるため、より関係性が濃くなるのでは? ドラゴンブーストの激走に注目したい。 ◇主な前走レース別成績 ・サウジアラビアRC〔3.2.1.4〕 (G3に昇格した2016年以降) ・デイリー杯2歳S〔2.4.2.20〕 ・京王杯2歳S〔0.2.2.24〕 ・新潟2歳S〔0.0.0.2〕 ・黄菊賞〔0.0.0.1〕 ・新馬〔1.0.2.3〕 ・未勝利〔1.0.1.14〕
さらに、当舞台=京都芝1600m外回りを深堀り。近5年に限ると、騎手の勝利数1位は川田騎手で〔13.9.4.16〕連対率52%。特に2戦以上連続で継続騎乗中の牡馬なら〔5.3.1.0〕連対率89%。狙いはアドマイヤズーム。また、種牡馬成績では、今年のメンバーの中で要注意なのがバゴ産駒のトータルクラリティ。バゴ産駒は前走で連対していれば〔1.2.0.1〕連対率75%。こちらも前出した2戦2勝の無敗馬だ。