初重賞制覇の期待大

◎ニシノスーベニア 3走前の幕張Sは後続を0秒8突き放して勝利。2走前のダービー卿CTは上位2頭が前で競馬をしていたのに対し、中団から追い込んで小差の4着。中山の短い直線ゆえに届かなかったが、内容は悪くなかった。 前走エプソムCは勝ち馬に離されたものの、3着には0秒3差をつけての2着。その勝ち馬レーベンスティールはその後オールカマーも勝利。今回も相手緩和とまではいかないが、再びの好走は期待できる。 ◯ローシャムパーク 国内では掲示板を外しておらず安定感抜群。昨年は重賞2連勝、今年も大阪杯で勝ち馬とタイム差なしの2着。前走の宝塚記念も重馬場の中で掲示板を確保と直近成績も充実している。 東京コース【2-1-0-0】、特に1800mは2戦2勝でコース適性も高い。当日1番人気になる可能性もあり、そのときは本レースの過去10年で1番人気【7-1-0-2】という点も後押しする。 ▲ダノンエアズロック デビューから東京1800mを2連勝。アイビーSはその後ホープフルSを制するレガレイラに勝利。今年は骨折もあったがプリンシパルSを快勝した。 ダービーでは大敗したが、プリンシパルS→ダービーはデータ上も厳しいローテーションであり、悲観する必要はない。おおむね間隔を空けて使ってきた馬であり、4か月休養空けの今回は状況が好転する。 以下シックスペンス、ヤマニンサルバムまで印を回す。馬券は◎軸の3連複とする。 ▽毎日王冠予想▽ ◎ニシノスーベニア ◯ローシャムパーク ▲ダノンエアズロック △シックスペンス ×ヤマニンサルバム 《ライタープロフィール》 東大ホースメンクラブ 約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。