20試合未勝利…降格目前も最後まで消えない闘志。ヴォスクオーレ仙台・平澤凌「モチベーションが下がることはあり得ない」|フットサル
勝利を届けて恩返しを
●平澤凌|ヴォスクオーレ仙台 ──試合を振り返って。 僕らの課題である立ち上がりは我慢できた時間もありました。ただ警戒していたセットプレーで失点してから嫌な流れが続き、第1ピリオドはあまりいい形で終わることができませんでした。 第2ピリオドの立ち上がりは勢いをもって試合に臨めましたが、退場局面や決めなければいけないところで決めきれず、相手の流れになって点差を離されてしまった印象です。僕ら出ている選手たちの問題かなと感じています。 ──今日も選手たちはモチベーション高く試合に入っていたと感じましたが、その辺りは選手同士で何か話をしたのでしょうか? Fリーグで戦っている以上、モチベーションの下がる選手がいること自体が、僕自身はあり得ないと思っています。 僕らにはたくさんのサポーターの方々がいて、足を運んで会場で応援してくれていますし、そのなかでモチベーションが下がっている選手は誰一人いないと思います。 僕らのチームは今難しい状況ですが、声がけ云々というよりも、一番下にいる以上、他のチームよりもより勝ちたい気持ちをもたなきゃいけないと感じています。気持ちでどうこうなる世界ではないですが、そこはまだ足りないと思います。 ──あれだけアグレッシブに戦っていても、まだ勝ちたい気持ちが足りない? そうですね。どれだけ戦えていても6失点していますし、ゴール前の体を張る部分や決定力の部分など、誰かがやってくれるだろうという思いではなく、自分が主役になる気持ちでプレーしないといけないかなと感じます。 ──レギュラーシーズン残り2節の意気込み。 厳しい戦いが続きますが、可能性がある以上は僕らは全力で戦います。最終戦はたくさんの方々が見に来てくれると思うので、その人たちのためにも勝利を届けて恩返しができればと思います。