<バック・トゥ・ザ・フューチャー>金曜ロードショーで新吹き替え版 宮野真守&山寺宏一がマーティ&ドクに 三宅健太、沢城みゆき、森川智之、朴ロ美も
僕自身がこの名作にたずさわれたことがうれしく光栄に思います。自分が声優としていろいろ培ってきた経験を注ぎ込んで、僕なりのマーティを演じることができました! 山寺さんとのコンビ感もバッチリなので、二人のテンポ感も含め存分に楽しんでいただけたらと思います!
◇山寺宏一さんのコメント
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、もうそれはいろいろな人が語り尽くしていますが、僕は、とにかく最高のエンターテインメント作品だと思っています。タイムトラベルものって、いろんな矛盾が付きまとうんですけど、「そういうことってどうでもいいじゃん!」と思って楽しませてくれる最高の作品だと思います。人生でナンバー1に挙げる人もたくさんいらっしゃるのも分かるし、僕も心のベスト10の中の上位の方にずっと入っています。
とにかく思い出深い作品で、全てが最高です! もう名場面だらけ! 脚本も役者も音楽も、映画としてのあらゆる魅力が詰まっているんです。本当にドキドキ、ハラハラして、それでユーモアがあって、本当に映画に必要な、エンターテインメントに必要な要素が全てそろっていると思います。
20代の時に、マーティ役を演(や)って、10年前にはドク役を演って、今回もう一度ドクに選んでいただいたっていうのが、本当に有り難いです。その分、「前回ドク役を演った時よりも、良くなっていなければいけないな」という自分の中のプレッシャーがありました。
また今回は、昔僕がマーティ役を演った時と同じ台本で、その時ドク役だった青野(武)さんとはずっと一緒にやらせていただいてたので、この台本を見ていると青野さんの声が頭に浮かんでくるんです。どうしても青野さんのマネをしたくなるのですが、「マネしたんじゃダメだ!」と強く思って演じました。「こんなテンポの速い台本で、どうやってできたんだろう?」と、青野さんのすごさを改めて感じました。PART3で、1885年ではガソリンがないので未来に帰れないと思った時に、蒸気機関車が走っているのを見て「あれっきゃない!」というシーンは、青野さんバージョンが僕は大好きで、今回は同じせりふだったので、負けないように頑張ろうと思って取り組みました。