【京都金杯・人気馬の敗因】堅実ドゥアイズまさかの11着 初コンビ武豊「行きっぷりが全然良くなくて…」
[GⅢ京都金杯=2025年1月5日(日曜)中京競馬場、芝1600メートル(4歳上)] 中央競馬2025年最初の重賞・京都金杯は伏兵サクラトゥジュールが2度目の重賞Vを飾った。武豊騎乗で3番人気に推されたドゥアイズ(牝5・庄野)は全く見せ場をつくれず11着と完敗。GⅠ以外で初めて掲示板を外す案外な結果となった。 京都金杯4勝を誇るレジェンドがいくら仕掛けても、全く反応が見られない。堅実な戦績を残してきたドゥアイズがまさかの惨敗を喫した。中団馬群の後ろから進めて、直線は進路を外へ。しかし、ゴーサインが出ても末脚が伸びる気配はなく、そのまま1秒4差をつけられてゴールした。 3歳時にオークス9着、秋華賞10着と大敗したものの、これは守備範囲外の距離ゆえ。2000メートル未満では3度のGⅠを含めて12戦すべて5着以内という戦績を残してきただけに、驚きを禁じ得ない。 武豊は「行きっぷりが全然良くなくて、外にモタれて走っていた。かかっていくくらいのイメージだったんだけど、進んでいかなかった。原因がよく分からない」と初めてコンビを組んだパートナーの走りに首をかしげていた。
東スポ競馬編集部