日産の軽EV「サクラ」を子育てママが試乗!快適ドライブに、すみません電気自動車なめてました
魅惑のオートパーキング機能!
「サクラ」には「プロパイロットパーキング」という、スイッチボタンを押すだけで駐車をしてくれる機能が搭載されています。 駐車したいスペースの手前で「プロパイロットパーキング」のスイッチを押し、少し前進して駐車したい場所の真横にクルマを止めます。するとクルマが駐車可能スペースを自動で検知し、ナビ画面上の(p)マークが表示されます。それを確認したら、[駐車開始]ボタンを押します。ボタンは駐車が完了するまで押し続けるのですが、スイッチを離したり、ブレーキやハンドルを操作すると車両は停止。駐車完了後、自動的に電動パーキングブレーキが作動し、[P]レンジにシフトチェンジします。 「おお~~!この角度から駐車するのか!という驚きがありますね。これはすごい!」 特に駐車が苦手な方には、頼りになる機能ですね。『日産』の「インテリジェント アラウンドビューモニター」機能は真上からの映像がナビ画面に映るので、「プロパイロットパーキング」を使わないときも、車体がいまどの位置にいるのかがとてもわかりやすく、駐車しやすいのが特長です。
荷物もたっぷり入る!
「サクラ」は車内の高さもあり、軽自動車にありがちな空間の狭さを感じないところもポイント。 「最近のベビーカーって大きいじゃないですか。後部座席を片方倒せば、そういうタイプでも乗せられそうですね」 もちろん一般に販売されているサイズのチャイルドシートなら、設置できるそうです。ちなみに、シートはソファタイプで隙間が無いため、子どもの持ち物や小さな物をシートの隙間に落としてしまうことも防げて、細かいところだけどグッドポイント。
災害時のバッテリーに
今年は能登半島地震に始まり、南海トラフの注意勧告もあり、防災意識が高まるシーンがいくつもありました。災害時に連絡や情報を得るためにはスマホが欠かせませんが、電力がないと意味がありません。そこで電気自動車の電力が役に立つんです! 「PowerMover」という電気自動車(EV)の蓄電能力を活用し、電気機器に電力供給を行う装置があれば、みんなのスマホが充電できるのはもちろん、温かいお湯も電気ケトルで沸かせるんです。 「ウチも今年は防災リュックを準備しました。いざという時に役立つのはいいですね」 と、話しながら麻衣子さん、しっかり自分の携帯も充電していました。