【中山金杯・1番人気なぜ負けた】逃げたクリスマスパレードは4着止まり 石川裕紀人が悔やんだ厳しい〝圧〟
[GⅢ中山金杯=2025年1月5日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル(4歳上)] 2025年の中央競馬開幕を告げるGⅢ中山金杯は4番人気のアルナシームが差し切って、2つ目の重賞タイトルをゲット。中山3戦3勝の実績から単勝1番人気=4・4倍の支持を集めたクリスマスパレード(牝4・加藤士)は最後の直線で伸び切れず4着を確保するのがやっとだった。 7枠15番から上々のスタートを決めると、勢いがついて1角の入りでそのままハナへ。主導権こそ握ったものの、直後につけたホウオウビスケッツから終始徹底マークを受ける形となった。1000メートル通過58秒7のペース以上に厳しいレースとなり、早めに仕掛けてきたホウオウを意識しながら自身も4角手前からスパートを開始。最後の直線では同馬こそ振り切ったものの、最後に失速して4着でのフィニッシュとなった。 デビューからここまで7戦連続で手綱を取り続けている石川は「馬の感じは悪くなかったです。力のある馬なので目標にされやすいですし、2番手の馬のプレッシャーがキツかったですね。その中で自分のリズムで行けましたし、スローにしたくなかったので淡々と行きました。プレッシャーのかかる時間が長かった分、最後は余力がなくなりました」と敗因を分析していた。
東スポ競馬編集部