【プレビュー】リベンジに燃える6位C大阪と新戦力に注目集まる首位町田がリーグ再開初戦で激突! | Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは8月7日に第25節が開催。ヨドコウ桜スタジアムでは、セレッソ大阪とFC町田ゼルビアが行われる。 ●【動画】今夏移籍|川辺駿(リエージュ→サンフレッチェ広島)プレー集
中断前のリーグ戦で黒星に終わったC大阪と町田の両者が2週間半ぶりに行われるリーグ戦で仕切り直しの一戦に臨む。 3試合勝ちなしという状況で中断に入ったC大阪は、中断前に行われた前節はアルビレックス新潟に1-2で惜敗。5月中旬から始まったリーグ戦での無敗も「9」でストップした。現状、6位と好位置をつけているものの、首位とは勝ち点「12」差と小さくない。この差を残り14試合で覆していけるかという挑戦がここからスタートする。 その中で今節は、いきなり首位町田との大一番。その差を縮める絶好のチャンスであり、再びチームが上昇気流に乗る意味でもホームで迎えるこの一戦を制したいところだ。ここまでJリーグYBCルヴァンカップも含めて、1分2敗と快進撃を続けるアウェイチームを前に悔しさを味わってきた。中断明けで最高のリスタートとするためにも勝利を飾り、リベンジを果たしたいところだ。 ここまで16得点を積み上げてJ1得点ランキングのトップに立っているFWレオ・セアラが中断明けもペースを落とさず、ゴールを量産していけるかはチームの成績を左右する重要なポイントとなる。ここ2試合はゴールから遠ざかっているストライカーが堅守・町田のゴールをこじ開けられるか。桜のエースには首位撃破へと導く活躍を期待したい。 対するアウェイの町田も中断前の前節は横浜F・マリノスに1-2で惜敗。序盤からペースを握られて2失点を喫し、7試合ぶりの黒星を喫した。2位とは勝ち点「5」差をつけて首位をキープし、J1初年度にも関わらず、快進撃を続けている勢いのまま、残り14試合を突っ走れるか。もう一度、ここで勢いづく意味でも再開初戦をしっかりと勝ち切って盤石の歩みを続けていきたい。 また初のJ1制覇が手に届きそうな位置にいる現状、イングランド2部のブリストル・シティFCに移籍したFW平河悠が抜けた穴に、海外挑戦を終え、一度は古巣の名古屋グランパスに復帰した日本代表のFW相馬勇紀を補強し、その他にもMF白崎凌兵やDF杉岡大暉といった実力者を獲得して抜かりない戦力アップを図った。この新戦力たちがここからチームをさらに勢いづかせるピースとなれるか。再開初戦の注目ポイントとなる。 その中でここまでチームを引っ張ってきた攻撃陣がチームを勝利に導くことができるか。中断期間に行われたスタッド・ランスとの親善試合で先発に復帰したFWオ・セフンやC大阪戦で2試合ゴールを決めているナ・サンホはもちろん、パリ五輪で悔しさを味わって帰ってきたFW藤尾翔太にとっては古巣対決にもなるだけに、ゴールという結果に期待したいところだ。 再開初戦で激突する6位と首位による”上位対決”の命運はいかに。7日、19時に大阪を舞台に幕を開ける。