ウクライナ、米国供与の長射程ミサイル「ATACMS」で攻撃か
英BBCなどは25日、複数の露軍事ブロガーの情報として、ウクライナ軍が米国から供与を受けた長射程の地対地ミサイル「ATACMS」で、露西部クルスク州近郊の露軍飛行場を攻撃したと伝えた。
報道によると、発射されたATACMSは計8発に上り、そのうち少なくとも2発が飛行場の敷地内で爆発した。英紙デイリー・テレグラフによると、飛行場には、ドローン(無人機)の発射場や弾薬庫などがあったという。
ウクライナ軍は越境攻撃を続けるクルスク州などを攻撃したことは認めたが、ATACMSの使用や攻撃目標には言及していない。
一方、ロイター通信によると、ウクライナの警察などは25日、ウクライナ北東部ハルキウ州で露軍によるミサイル攻撃があり、少なくとも23人が負傷し、40棟以上の建物が損壊したことを明らかにした。