「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見(全文3)県が個人情報を持つのではない
どの程度の数の店舗に設置求めたいか
日本テレビ:日本テレビの【カワカミ 00:45:51】です。今のLINEの部分についてお伺いしたいんですけれども、すぐにでも使えるということなんですけれども、県内のどれぐらいの店舗に設置して、どういうふうにしてその店舗に対して設置をアプローチしていくのかというところを教えてください。 黒岩:これはもうありとあらゆるところに付けていってもらいたいというふうに思いますね。これはお店側にとっても安心になると思いますよね。お客さんが来られるときに、このお店に入ってもしかして感染したらどうしようかって思われるときに、そのときには、万が一のことがあったときには、さっと情報がいきますよということはお店にとっても非常に大きなメリットになると思いますので、これはさまざまなルートを通じて告知していきたいというふうに思っています。 日本テレビ:さまざまなルートっていうところで言うと、当然ホームページとかSNSなどを使って伝えていくということもあると思うんですけども、県の職員なんかが積極的に何かアプローチするということは考えていますでしょうか。 黒岩:具体のことを今ここではなかなか申し上げられませんけども、ありとあらゆる手段を使ってこれを周知していくということでありますね。 日本テレビ:あと1点だけ。今回、神奈川県のパーソナルサポートのLINEだと思うんですけれども、神奈川の中でもほかの県から来て、例えば東京とか埼玉から人が来てお店とかを、いろんな店舗を利用される方っていると思うんですけれども、そういう人たちへのアプローチっていうのはどうされますでしょうか。 黒岩:これは基本的に神奈川のLINE、パーソナルサポートですけども、これはほかの県でも採用されていますので、都道府県でも採用されていますので、その辺りは連動していくと思います。はい、どうぞ。
健康な方の行動を行政が把握することになるのか
神奈川新聞:神奈川新聞の【ササキ 00:47:35】です。LINEのシステムなんですけども、ちょっと仕組みがまだ私、ちゃんと把握してないんですけども、これは感染したら行動を確認するというのは分かるんですけれども、感染してない健康な方の行動を行政が把握するという、そういうことになるんでしょうか。そういう問題はないんでしょうか。 黒岩:そういう問題はないです。これは先ほどの図を見ていただいたら、ぴっとお店で登録された方は、それを持ってどこかに行っていらっしゃるわけですよね。そのお店で感染者が発生したって保健所に連絡がいって、保健所から神奈川県にいって、LINEに報告するとLINEからぱーっと自動的にいくわけですから、別に神奈川県が1人1人の個人情報を持っているわけではないです。 神奈川新聞:あと、別なんですけれども、きのうの首長会議の議論で、これからその意見を踏まえて最終的にまとめていくという話でしたけれども、取り下げた部分ですとか、あるいは意見を踏まえて取り入れた部分、そこら辺があれば教えていただけますか。 黒岩:だから、さっきの段階的にお店を開いていくとかいったことですね。そういった辺りの調整といったもの、これはしっかりと議論して進めていきたいというふうに思っています。はい、どうぞ。